第4章 パニッシュメントルーム使用の特別許可
留学初日2月1日の昼休みに、グレーのブレザーとミニスカートという英国Fハイスクー
ルの制服に身を包んだ有森奈穂子は、K先生のところに挨拶に行きました。昨年4月か
ら英国Fハイスクールの体育及び生活指導担当として赴任したK先生は、奈穂子と約1
年振りの再会になるわけですが、一段と美しく女らしい体に成長した奈穂子を見てお仕
置き願望を掻き立てられました。K先生は、その日から留学最終日の2月28日まで、奈
穂子にハードでシビアな鞭打ちのお仕置きをしている場面を思い浮かべて妄想を膨ら
ませていました。
奈穂子の留学期間中、K先生は学校から自宅に帰ると一番お気に入りのビデオ、すな
わち女子高生が懲罰室のお仕置き台に縛り付けられケインで素肌のお尻と太腿を思いっ
きり100発以上鞭打たれ真っ赤なミミズバレの残酷な鞭痕が刻み込まれるという内容のお
仕置きビデオを毎日繰り返し観ました。もちろん、その際はビデオの中でお仕置きされる
女子高生に奈穂子をダブらせてイメージするのですが、現実に懲罰室と残酷な鞭が揃い
お仕置き環境が十分整っている英国Fハイスクールに1ヶ月間居ながら、自分の目の前
にいる奈穂子をお仕置きできないもどかしさに悶々とフラストレーションがたまるばかりのK
先生でした。K先生は、いっそのこと嫌がる奈穂子を無理矢理お仕置き台に力づくででも
縛り付けて気が済むまで鞭打ってやりたいという欲望を教職者という立場の理性で何とか
こらえているうちに、奈穂子の留学最終日2月28日を迎えました。その日の放課後に職員
室で奈穂子とお別れの挨拶を交わし、これでもう奈穂子と会うことはなくなると観念したK
先生でしたが、その挨拶の最中に最初で最後のチャンスが飛び込んできました。
ある飲食店の主人から校長先生に電話があって「昨夜、うちの店の個室でおたくの学校
の生徒6人が日本人留学生の送別会を開いて、初めはおとなしくジュースを飲んでいた。
しかし、途中から部屋に置いてあったワインを勝手に飲むわタバコは吸うわのドンチャン騒ぎ
で大迷惑だった。まあ、その程度なら大目に見るつもりだったが、部屋の奥にあるワインクー
ラーから年代物の最高級ワインが1本なくなっているのに先程気が付いた。送別会の前に
棚卸をしたばかりだったので間違いはない。これは泥棒というれっきとした犯罪だ。警察に
通報するのは一日だけ待ってやる。明日また電話するから、それまでに事実関係を調べて
学校としての正式な対応を決めておけ!」というものでした。
電話を切った校長先生は、ただちに懲罰委員会のメンバーすなわち各学年主任の先生
3名と生活指導担当のK先生を召集し、会議室で奈穂子からの事情聴取を始めました。校
長先生は、先程の電話の内容を説明した後、奈穂子に問いただしました。英会話が堪能
な奈穂子は流暢な英語で質問に答えました。
校長先生「今、私が説明した内容は事実ですか?」
奈穂子「昨夜、私のために送別会を開いてもらいましたが、調子に乗り6人全員でワインを
飲みタバコを吸ったことは事実です。申し訳ありませんでした。深く反省しています。」
校長先生「誰が最高級ワイン1本を盗んだのですか?」
奈穂子「それは言えません。私の送別会に来てくれた友達を売るようなことはできません。」
校長先生「これはれっきとした犯罪です。隠さないで正直に白状しなさい!」
奈穂子「これだけは何と言われようが、絶対に口が裂けても言えません。」
校長先生「それでは、いっしょにいた5人の名前を言いなさい!」
奈穂子「それも言えません。」
校長先生「困りましたね。」
しばらく続いた沈黙を破るように、K先生が発言しました。
K先生「校長先生、私にいい考えがあります。この件は全面的に私にお任せください。」
校長先生「というと、もう少し具体的に言ってくれますか。」
K先生「私にパニッシュメントルーム(懲罰室)の使用許可をいただければ、必ず奈穂子
の口からワイン泥棒の名前を聞き出してみせます。」
校長先生「まさか、鞭打ちの拷問でも行なって白状させようというのではないでしょうね。
それにK先生もご承知のように、当校では1年前から生徒への体罰は自粛、
実質的には禁止になっているのですよ。」
K先生「奈穂子は当校の生徒ではありません、日本から来た短期留学生です。したがっ
て、当校の体罰禁止の対象生徒ではないと思います。」
校長先生「なるほど、確かに言われてみるとそのように解釈することもできますね。わかり
ました、K先生にパニッシュメントルーム(懲罰室)の使用許可を特別に与えます。
皆さん、それでいいですね。私はこれから会合があって外出しなければなりませ
んが、3時間後には戻ってきます。K先生、パニッシュメントルーム(懲罰室)にあ
るどんな鞭を使っても構いませんから、必ず奈穂子の口からワイン泥棒の名前
を白状させてください、頼みましたよ。」