第6章 大会終了後の打ち上げ会

 大学選手権大会終了後に、恒例の打ち上げ会が東都体育大学体育館で
行なわれます。例年であれば優勝を祝う祝勝会となって現役・OB・OG・関係
者含めて200名近い参加者があり、立食パーティー形式の賑やかな会となり
ます。
 今年の打ち上げ会も約200名の参加者がありました。初めに、見事10連覇を
達成した男子体操部員12名と塚原コーチが壇上に上がり、花束贈呈、OB
代表の祝辞、塚原コーチと男子体操部員12名の挨拶と祝勝ムードの華やいだ
雰囲気で進行していきました。

 ところが、塚原コーチと男子体操部員12名が壇上を降り、入れ代わりに女子
体操部員8名と共に壇上に上がった若林コーチの挨拶が始まると和やかな
雰囲気は一転、重々しいピリピリムードに包まれました。
「女子団体は、大学体操部創部以来初めて優勝を逃し、念願の10連覇を達成
することが出来ずに7位という結果に終わりました。勝負というものは永遠に勝ち
続けることは出来ません。いつか必ず負けるものです。今回、10連覇を逃した
ことは非常に残念なことではありますが、勝負事である以上仕方がないものと
思っております。
 ただし、栄えある東都体育大学体操部の名誉を著しく傷つけた行為がありま
した。それは、演技を途中で放棄したことです。平均台で落下して10連覇が
消えたからといって、残りの演技にベストを尽くして最後までやりぬくのが東都
体育大学体操部員の使命です。それなのに緊張感を失いさらに3度も落下
したあげく途中で演技を放棄するとは言語道断です。私は絶対に許すことは
出来ません。東都体育大学体操部の名前を汚した久美子さんには、今ここで
その重い罪を償ってもらいます。先輩たちの見ている前でこれから公開お仕置
きを行ないます。」

 若林コーチは、久美子以外の女子部員7名に命じて跳馬用の台を壇上に
持ってこさせると厳しい命令口調で言いました。
「久美子さん、覚悟はいいわね。トレーニングウェアとハーフパンツを脱ぎなさ
い!」
 素直にトレーニングウェアとハーフパンツを脱いで白いレオタード姿になった
久美子に向かって、若林コーチが続けて命令しました。
「さあ、跳馬台に上体を倒してお尻を突き出しなさい!」
 久美子がためらってると、業を煮やした若林コーチは女子部員7名の手を借り
強引に腕ずくで久美子の体を跳馬台に押さえつけると、用意していた4本の皮
ひもで久美子の両手両足を跳馬台の脚にきつく縛りつけました。
 こうして、白いレオタード姿の久美子は“開脚前屈お尻突き出しポーズ”で
跳馬台に体を固定され身動きが取れなくなりました。
 約200名の参加者たちの好奇な視線は、自分たちの方に向かって突き出さ
れた久美子のお尻と美脚に注がれ、これから執行される公開お仕置きに各人
の想いを膨らませているようでした。

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